こんにちは!baserCMSリリースマネージャーの永冨です。
2018年11月24日(土)、出雲の国は島根県松江市にて、baserCMSコアデベロッパーズのミーティングが行われました。
前日にbaserCMSはOSC 2018 しまねに出展したあとでのミーティングでしたが、島根はちょうど旧暦10月、その日は神在月の最終日でした。八百万の神がお集いになられたころ、ちょうどbaserCMSのコアデベロッパーズも一同に会しました。現地7名、ビデオチャットによる参加4名の、総勢11名によるミーティングとなりました。
さて、このミーティングですが、メイントピックは次のメジャーアップデートであるbaserCMS 5の開発方針についてです。
バージョン5の一番の変更点はCakePHP 3系化です。現在baserCMSはCakePHP 2系を基盤としていますが、これをCakePHP 3系に置き換えるというものです。最新のフレームワークを利用することで様々な恩恵を受けつつ、参加する開発者のモチベーションをかきたてようというものです。
他にも以下のようなトピックについて開発方針が話し合われました。
- コアのコンパクト化および疎結合化
- 改めてコアとは何かを定義し、コアでないと判断されるものについてはプラグインとして抽出する
- プラグイン作成を容易にするためのAPIの充実
- Composerを利用した配布や自動アップデート
- REST API対応
これらのトピックについて検討する上で課題の洗い出しや整理が行われ、開発方針が着実に定まりました。
今後は開発合宿なども企画され、いよいよ本格的にbaserCMS 5の開発がスタートしていきます。
基本になっているのはbaserCMSのファウンダーである江頭さんの、「baserCMSはWeb制作者のためのフレームワークでありたい」という思いです。
baserCMS 5がどういった形で完成し、世の中にリリースされることになるのか、いち開発者としても非常に楽しみです。