baserCMS 開発チームは baserCMS 4.0.0 が入手可能になった事をお知らせします。
なお、今回のバージョンでは、リリースノートにピックアップされれているだけでも、18の新機能と、19項目の変更点、そして、11項目のバグフィックスが行われており、その他多数の改善が入っています。残念ながら、メジャーアップデートという事もあり、過去バージョンからのアップグレードには対応していませんが、後日、過去バージョンからのマイグレーションツールは提供予定としていますので、baserCMSを導入済のWebサイトで新しいバージョンを利用したい方は、もうしばらくお待ち下さい。
再告しますが、過去バージョンからのアップグレードは対応しておりません。
今回のメジャーアップデートの目玉は、統合されたコンテンツ管理機能とサブサイト機能です。これまで、「コーポレートサイトのちょうどいい機能がパッケージされているCMS」として広く利用して頂いてきましたが、baserCMS4より、「コンテンツ管理機能が強いCMS」となります。なお、コンテンツ管理機能とサブサイト機能の詳細については、プレスリリース記事をご覧ください。
また、baserCMS 4.0.0 の変更点についてもっと知りたい方は、baserCMS 4.0.0 リリースノート をご覧ください。
baserCMS3系のテーマの取り扱いについて
現時点では、baserCMS3系で利用していたテーマはそのまま利用できません。現在、仕様変更一覧をまとめていますので、こちらを参考に baserCMS4系に対応する事も可能ですが、後日、マイグレーションツールを準備予定です。
baserCMS3系のプラグインの取り扱いについて
現時点では、そのまま利用できないものも存在する可能性があります。こちらも仕様変更一覧を参考に baserCMS4系に対応する事も可能ですが、後日、マイグレーションツールを準備予定です。
また、スタッフ紹介コンテンツなどの「コンテンツ」を提供するプラグインについては、プログラムを改修する事で、コンテンツ管理機能のツリー上に配置できます。こちらについてもドキュメントを準備中ですので、もうしばらくお待ち下さい。
baserCMS3系の開発について
今回のバージョンのリリースにより、baserCMS3系は2年間のメンテナンスフェーズに入ります。今後、こちらで新機能が開発される事はありませんが、セキュリティ上の問題が発生した際は、本日より、2年間は修正パッチの提供を行います。
ダウンロードパッケージ構成について
これまでの baserCMS では、/app/webroot/ ドキュメントルートとなる仕組みで、階層が深く、わかりづらいものとなっていました。これは、プログラム関連をファイルをドキュメントルートの上位の階層に保管するというCakePHPのセキュリティ上の仕組みに依存していた為ですが、今回より、仕組み分かりやすくする為、パッケージを解凍した直下がドキュメントルートとなるよう構成変更を行っています。
セキュリティ上の問題が発生しないよう処理済ですので安心して使ってください。
なお、従来通り、CakePHPの構成でのパッケージをご希望の方は、GitHubよりダウンロードしてください。
ドキュメントについて
現在、baserCMSを利用した制作用のドキュメントは、baserCMS公式ガイドで提供されていますが、こちらも4系に合わせて記事を更新中です。
baserCMSはボランティアベースで運営されているオープンソースプロジェクトです。
このプロジェクトの継続について、みなさんのご協力を必要としています。
baserCMSのプロジェクトは様々な形で参加する事ができますので、「何かしらの形で協力したい」と思って頂ける方は、baserCMSユーザー会の参加方法ページをご覧ください。
baserCMS 4.0.0 の開発貢献者